23/04/27 20:11:46.13 4AeARap/9.net
「子どもの声は騒音ではない」。政府は法律で定めることも視野に検討に入りました。騒音の苦情で廃止された公園もある中、社会の意識は変わるのでしょうか。
赤ちゃんを抱えて、総理官邸入りする女性。政府の「こども未来戦略会議」の出席者です。岸田総理が掲げる異次元の少子化対策実現に向けたこども政策や、その財源について話し合う会議の2回目が開催されました。
こうした中…
大きな声で元気いっぱい泣く子ども。いま、「子どもの声」をめぐり、議論が巻き起こっています。
都内にあるこちらの保育園。一角を緑の壁が覆い、目を引きますが…
バンビ保育園 鈴木圭子代表
「緑の防音壁というのをつけました」
高さ3メートルほどの「防音壁」。住宅街にあるため住民に配慮し、7年ほど前に設置したといいます。
バンビ保育園 鈴木圭子代表
「ご近所の方たちと上手に付き合っていくということも大事かな」
さらに、長野県でも「子どもの声」をめぐりある騒動が。
公園の利用者
「悲しいなという思いでいっぱいです」
10年ほど前からある公園の廃止が決まり、撤去作業が先週から始まりました。そのきっかけは、一部の住民からの「子どもの声がうるさい」という“苦情”でした。こうした事例も踏まえ、政府は「子どもの声は騒音ではない」と法律で定めることも視野に検討に入りました。
政府関係者
「ドイツでは、法律で騒音の定義が『騒音(こどもを除く)』となっている。日本も一部の自治体で条例として定められているが、それをもっと広めていきたい」
国会でも…
自民党 小泉進次郎元環境大臣
「『子どもの声は騒音ではない』。社会の意識とか構造を変えていく、これはドイツなりの取り組みなんだろうなと」
岸田総理
「子どもの声が騒音であるという声に対して、我々は改めて、考えを改めなければいけない。これこそ次元の異なる政策であると考えて、これからも政策を進めていきたい」
取り組みに前向きな考えを示しました。
今年の夏をめどに政府がスタートさせる「国民運動」のひとつとして盛り込めないか、こども家庭庁を中心に調整が進められています。
TBSテレビ2023年4月27日(木) 18:53
URLリンク(newsdig.tbs.co.jp)