広島市がHPの「劣化ウラン弾」記述を一時削除 その背景は [蚤の市★]at NEWSPLUS
広島市がHPの「劣化ウラン弾」記述を一時削除 その背景は [蚤の市★] - 暇つぶし2ch1:蚤の市 ★
23/04/02 12:06:39.27 y/magnlQ9.net
 広島市が、公式ホームページ(HP)に掲載していた劣化ウラン弾の危険性に関する記述を一時削除した。ツイッターでは、5月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で広島を訪問するイギリスへの配慮を疑う意見が拡散されているが、当の市は心外な様子。事情を取材してみると、ウクライナを巡る緊迫した情勢が背景に見えてきた。
 市のHPには「よくある質問と回答」というコーナーがあり、その中に「劣化ウラン弾はどういうものですか」という項目がある。劣化ウラン弾の原料が核兵器の製造や原子力発電の燃料製造で生じる放射性廃棄物であることや、非常に重く、戦車の厚い装甲を破壊するための砲弾として湾岸戦争で使用されたなどと説明していた。

 市平和推進課によると、3月27、28両日、複数のアドレスからメールが届いた。複数の点について正確性を欠くなどと指摘していたという。回答では「ウランは自然界で最も密度が高い」「弾が目標物に当たると爆発」「劣化ウランの細かい粒子が空中に飛散し、吸い込むと化学的毒性により腎臓などを損傷するとともに癌などの放射線障害を引き起す」などの記述があった。市は、自然界で最も密度が高い物質は別にあり、弾自体は爆発せず、人体影響は完全には立証されていないとし、専門家の意見を聞き、修正してから改めて掲載すると決めた。
 こうしたメールが届いた背景に何があるのか。質問と回答を掲載したのは約20年前という。担当者は「これまであまり注目を浴びてこなかったが、最近の報道で見る人が増えたことで指摘につながったのかも」と推測する。ロシアが侵攻を続けるウクライナを巡る情勢に目を向けると、英政府は3月下旬、ウクライナへ戦車とともに劣化ウラン弾を供与することを明らかにした。ロシア側は3月25日、ベラルーシに戦術核兵器を配備するという方針を発表。広島県内の被爆者7団体は前日の24日、劣化ウラン弾の供与に抗議を表明していた。
 メールを受けて、市側は3月29日に掲載を一度停止。ページを見ようとしても「お探しのページを見つけることができませんでした」という表示が出るようになり、同日夜、冒頭で紹介した趣旨のつぶやきがツイッターに投稿された。市には「岸田政権へのそんたくか」などという電話やメールが30日時点で16件寄せられたという。このため市は同日、事実誤認があると指摘を受けたことや、専門家の意見を聞いて修正し再掲載する旨を記したページを掲載した。市平和推進課は「市はウクライナ紛争は協調的に解決すべきという立場。人体への影響が危惧されている核物質を用いた兵器を使ってはならないという立場に変わらない」とした。
 市は翌31日、修正した「劣化ウラン弾」のページを公開した。「劣化ウランは密度が高い物質で、極めて重い」としたり、爆発という単語を着弾などに変更。人体や環境への影響については「国際機関などの調査の動向を引き続き見守っていく必要がある」とした上で、「危惧や懸念がある以上、国際人道法の諸原則に沿って対処すべきことから、使用すべきではない」という市の考えを明確にした。【矢追健介】
毎日新聞 2023/4/2 10:48(最終更新 4/2 10:48) 1490文字
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