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80代の親が50代の子どもの生活を支える、いわゆる8050問題。ますます高齢化が進み、いまや9060の家庭も珍しくない。
親亡き後のひきこもりの子どものお金対策はどうすればいいのか? 「働けない子どものお金を考える会」代表
ファイナンシャルプランナー畠中雅子さんに解説いただいた。
●一生働けないことを想定する
「働けない子どものお金を考える会」は、ひきこもり、ニート、あるいは障がいをお持ちのお子さんを抱えるご家族の
生活設計を考える、ファイナンシャルプランナーの集まりです。
『サバイバルプラン=長期的な生活設計』を立てて、アドバイスしています。
私自身、この活動をスタートさせたのは、1992年くらいなんですが、その当時はお子さんのひきこもりで悩む親御さんに対して
親が亡くなった後の子どもの生活設計についてのセミナーや講演をすると、「縁起でもないことを言うな」とクレームを受けることもありました。
その頃はまだ、親御さんは60代から70代くらいで、お子さんも30代後半や40代くらいだったので、まだお子さんが働くことを
諦めていない方が多く、ご自身が亡くなった後の備えなんて考えられないという感じだったんです。
ですが、ひきこもりについては社会問題として大きく扱われるようになり、ひきこもりのお子さんの高齢化が進み
いわゆる8050問題が浮き彫りになってからは、ご相談件数が年々増えていっています。
ご家庭の事情に合わせてアドバイスさせていただいますが、まずはひきこもりの子どもが正規の仕事に就いて自立することは
現実的ではないことを覚悟いただくのが大切です。
「働くべき」「ほかの子と同じように」という考え方を変えて、子どもの生涯にわ