23/01/23 18:10:52.14 bWwxL4g39.net
男性として生活しているトランスジェンダーの会社員から「女性特有のがん検診の案内はがきが届いた」と
相談が寄せられた。内容がはがきの表に書いてあるので、戸籍上は女性だということが周囲に知られないか
不安だという。はがきを出した自治体に見解を聞いた。(奥野斐)
性別の変更 戸籍の性別を変えるには、18歳以上▽婚姻中でないこと▽卵巣や精巣など生殖腺の機能を
永続的になくす?などの要件を満たした上で、家庭裁判所に申し立てる。変更内容は住民票のある自治体に通知され
住民基本台帳に反映される。身体的、経済的負担などから性別適合手術を受けず、戸籍上の性別を変えない
トランスジェンダーも少なくない。総務省は2016年、性別記載のない住民票記載事項証明書を交付できると
自治体に通知し、配慮を求めた。
◆アウティングの危険性もあった
会社員は、東京都足立区のシェアハウスで暮らしている。ほかの住人には、戸籍上の性別を明かしていない。
郵便物の受け取りポストは住人が共有している。会社員は2019年、「女性がん検診」と表に書かれた
子宮頸けいがんなどの検診案内はがきを足立区から受け取った。昨年は「乳がん予防セット」と書いてある
セルフチェックキットが入った封筒が届いた。
どちらも、他の住人より早くポストを開けたが、これはたまたま。「もし先に誰かに見られていたら…」と思うと気が気でない。
「アウティング(性自認などを本人の同意なく暴露すること)の危険性もある。性に関わるデリケートな言葉や
内容を表面に書かないでほしい�