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反撃能力（敵基地攻撃能力）保有を明記した安保関連3文書の閣議決定は憲法違反の暴挙だとして、被爆者ら市民約90人が26日、広島市中心部で抗議行動を実施した。「軍事費を増やすな」「大軍拡、大増税反対」などと声を上げた。
広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長（78）は「日本が抑止力を高めれば、他国はより増強する。平和的解決にはならない」とマイクを握り「軍事費を国内総生産（GDP）の2％にするのは極めて異常な増額だ」と訴えた。
「ヒロシマ総がかり行動」共同代表の石口俊一弁護士（70）も「戦前の日本が侵略へ向かった歴史を思い出さざるを得ない」と演説した。
12/26(月) 17:50
共同通信
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