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新型コロナワクチンの接種後に死亡したり、体調不良に陥る“後遺症”に苦しんだりする事例が相次いでいる問題について、加藤勝信厚生労働大臣は、12月16日午後、CBCテレビ「報道のチカラ」の取材に応じ、「救済を迅速に進めたい」と話しました。
まずは、副反応の救済認定のあり方について、聞きました。
(加藤厚生労働大臣)
「厚労省としても予防接種による健康被害を受けた人を迅速に救済していく必要がある。これまでの(副反応)事例も経験を積んできたので、詳細な審査を簡略化するなど、必要な措置を講じることにしている。迅速に幅広い救済は行っていかなければならないので、私からもそういう方向で指示をしている」
しかし一方で、長期にわたり申請が認められない人が多いという実態については…
(加藤厚労大臣)
「厳密な医学的因果関係は必要としない。接種後の症状が予防接種で起きたことが否定できない場合も対象とするという、基本的な考え方でやっているので、もしそういうことがあれば言っていただければ対応していく。実態の把握や治療法の研究も立ち上げようとしている」
(大石邦彦アナウンサー)
Q.接種と原因究明は同時に進めていく?
(加藤厚労大臣)
「ワクチン接種は安全性もあり、有効性もあるということで、最終的には個々の判断ですが、接種を進めているわけですから、当然責任として被害があれば早く救済する」
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