【社会】「人と関わるよりは楽」こだわりと集中力が生かされる場所、1つ300円の卵を作るA型事業所の哲学 [おっさん友の会★]at NEWSPLUS
【社会】「人と関わるよりは楽」こだわりと集中力が生かされる場所、1つ300円の卵を作るA型事業所の哲学 [おっさん友の会★] - 暇つぶし2ch1:おっさん友の会 ★
22/12/15 18:49:17.97 A2R8e7YJ9.net
宇都宮に近い栃木県真岡市の田園地帯の一角に、その鶏舎はある。「平飼い」、すなわち広い空間を自由に動き回る
何百羽もの鶏に交じって働くのは、発達障害や知的障害などさまざまなハンディを抱える男女だ。
運営するのは就労継続支援A型事業所「わらくや」。20人余りの働き手の中には、叱られることへの恐怖が
耐えがたかったり、怒りの表現がうまくできずにモノを壊したりするなど、感情のコントロールが難しい人も多い。
事業所のスタッフたちは一人ひとりと丁寧に話し合いを重ねながら、一緒に卵の生産に取り組んでいる。
売り出される卵は、最上級品が1個300円。予約を中心に毎週、売り切れが続く。
■「人と関わるよりは」
障がい者たちと高級卵を作る現場とは、どのようなものか。8月初頭、ひとりの新人が事業所で働き始めた。
高橋晴綺(はるき)さん、26歳。幼い頃に「自閉症」と診断された。特別支援学校を卒業後、まずは大手ラーメン店へ
「一般就労」。「大好きな祖母に初月給をわたしたかった」という高橋さんだが、対人関係に苦しんだ。忙しい時間帯
などに厳しく求められるスピードや効率優先についていけず、失敗をしつこく叱責されるなどして傷つき、間もなく退職した。
自宅に一人でいる時は、趣味の玩具ブロックで想像上の怪人や艦船を次々と作り上げる。そんな独特のこだわりと
高い集中力を持つ半面、他人との関係には強い不安を感じやすい。母の文子さん(57歳)は「それもすべて個性だと
社会が理解してくれたら、こんなに生きにくくはないのに」と語る。その次に仕事を得たあるA型事業所は
利益が上がらないことを理由に廃業してしまった。それでも「なんとか仕事をしたい」と高橋さんが訪れたのが
「わらくや」だった。「無理せず、続けられるだけ」。こんな思いを吐露しながら。
高橋さんが働き始めた平飼い鶏舎では、たくさん置かれている餌容器のふたが、フンやほこりでどんどん汚れていく。
高橋さんは何枚ものふたを黙々と洗いながら「人と関わるよりは、楽」とつぶやく。鶏舎内で清掃をしていると
「この人間は危害を加えない」と察した鶏たちが集まり、足をツンツンとつつく。高橋さんは「マッサージのようで
気持ちが良い」とほほ笑む。
こうした感じ方は、高橋さんに限らない。やはり一般就労で挫折後に「わらくや」で働いて6年になる女性は
「人間のストレスは耐えられない。でも鶏のストレスなら」と語る。鶏舎で敷板にこびりついたフン混じりの汚れを
取り除くのが、彼女が一人で引き受けている仕事だ。作業中に鶏に目をつつかれたこともあるが、脇目もふらずに
ずっと集中している。わらくや代表の島田利枝さん(54)は「ここで働くメンバーには、前職で周囲からのいじめや
無理解に傷ついた人が多い」と言う。
続きはソースで  リンク先動画あり
CREATORS 2022/12/15 14:31
URLリンク(creators.yahoo.co.jp)


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