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2022年12月6日 05時05分 (12月6日 10時03分更新)
記者会見で次期館長としての意気込みを語る室井滋さん=5日、富山県庁で
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「お年寄りから小さな方々に向けた企画を」
富山県ゆかりの作家や文学作品を紹介する「高志の国文学館」(富山市舟橋南町)の館長に来年四月から、滑川市出身の俳優でエッセイストとしても活躍する室井滋さんが就く。
新田八朗知事が五日、室井さんと共に記者会見を開いて発表した。室井さんは「文学館に行ったことがない県民も大勢いるはず。お年寄りから小さな方々に向けた企画を考えるので、足を運んでほしい」と呼びかけた。 (西村理紗、写真も)
文学館は二〇一二年七月の開館から、万葉集研究の第一人者、中西進さん(93)が館長を務めてきた。年齢も考慮し、開館十周年に退任することになった。
数多くの映画やドラマなどに出演し、エッセーや絵本も執筆する室井さんに次期館長として白羽の矢が立った。新田知事は「室井さんは人柄や親しみやすさ、文学との深い関わりがある。多くの人が気軽に訪れる文学館になってほしいとの思いから、室井さんにお願いした」と説明した。
室井さんは「文学館が学びの場、憩いの場、県民が自ら発信できる場であってほしい」と強調。自身が「ユーキャン新語・流行語大賞」の選考委員を務めており、県内での流行語の募集や、県民も知らない県ゆかりの人物の紹介、県美術館など県内外施設との合同企画展など、企画のアイデアも披露した。
室井さんは「女優業もいろんな原作本を拝見して演じるということを長年やってきている。私の仕事も確かに文学の一部かもしれない。イベントで全国の図書館などに行くこともあるので、経験を役立てたい」と話した。
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