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※12/5(月) 11:30配信
Forbes JAPAN
イーロン・マスクは12月2日、外部のジャーナリストを通じて「ツイッター文書」と彼が呼ぶ内部資料を公開した。
この文書は、2020年の大統領選挙の直前にツイッターが、バイデン大統領の息子のハンター・バイデンの疑惑を巡る報道を抑圧したと主張する内容のもので、ジャーナリストのマット・タイービが連続ツイートの形で投稿した。
タイービは、ツイッターの内部のやりとりを記録したこの文書を「人間が作ったマシンが制御不能になったフランケンシュタイン的物語」と呼んでいる。
この文書は、2020年10月のニューヨーク・ポストの記事の拡散を抑えるために、ツイッターの社員が「異常な手段」を取ったことを示唆している。ポスト紙は独自に入手したEメールやテキストを引用し、バイデンの長男のハンター・バイデンが、父親の影響力を利用し、ウクライナと中国で事業を行っていたと指摘した。同紙はさらに、当時副大統領だったバイデンがそこから不正な利益を得たと主張していた。
マスクとタイービが公開した文書によると、ツイッターの社員らは当時、「ハンター・バイデンが修理に出したノートパソコン内部のデータ」とされるこの記事の情報源が、ロシアのハッキングによるものかもしれないと懸念し、記事の拡散を抑制するかどうかを議論したという。しかし、彼らは最終的に、この情報がロシアやその他の第三者から得たものであるという証拠がなくても、内部の「ハッキングポリシー」に基づいて記事の抑制を決定したという。
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