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ロシアに対する制裁の一環としてEU=ヨーロッパ連合の加盟国はロシア産原油の国際的な取り引きの上限価格を1バレル60ドルとすることで合意しました。
EUはウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアの主要な収入源となってきた原油について、12月5日から、海上輸送される原油の輸入を禁止する制裁を科すことにしています。
一方で原油価格の上昇で効果が十分でないなどという指摘があることから、EUは、ロシアからEU域外に船で運ばれる原油についても取り引き価格の上限を設けるため、加盟国の間で交渉を続けてきました。
これについて、EUのフォンデアライエン委員長は2日、声明を発表し、合意に至ったことを明らかにしました。
EU加盟国のエストニアの発表によりますと、合意した上限価格は1バレル60ドルで、定期的に見直しを行うということです。
フォンデアライエン委員長は声明で「制裁の効果を強め、ロシアの収入をさらに減らすものだ」と合意の意義を強調しました。
その一方で「EUの事業者は上限価格を上回らないかぎりEUの域外向けにロシア産原油を取り引きしたり海上輸送したりすることが認められる」として、世界のエネルギー市場を安定させるものでもあると説明しました。
EUはG7=主要7か国とともに近く合意を実行に移す見通しです。
NHK NEWS WEB
2022年12月3日 6時49分
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