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3,500円を超えない範囲で「好きなものを食べられる」制度に世間の声は…。食べきれずに物議を醸した例もある。
2022/11/20 14:30
広江おと
米オクラホマ州で死刑執行となった元海兵が、最後の日の食事にチーズバーガーやパンプキンパイなどを要求した。アメリカの複数の州では、死刑執行の前日に好きな食べ物を楽しむことができる制度があるが、「金の無駄遣い」と問題視する人も多いようだ。
『Mirror』や『NEW YORK POST』などの複数の海外メディアが報じた。
■死刑前日の食事内容
アメリカ・オクラホマ州で、元海兵隊員のリチャード・フェアチャイルドの死刑が執行された。当局の報告によると、フェアチャイルドの最後の食事はチーズバーガー2個、大きな容器に入ったポテトフライ、コカコーラ、パンプキンパイ、チョコレートアイスクリームだったという。
食事の後、彼は薬殺刑に処され、63歳で死亡した。
■3歳の少年を殺害
フェアチャイルドは、1993年に自身の交際相手の3歳の息子を虐待し、殺害した罪で、死刑を宣告され服役していた。オクラホマ州立刑務所の死刑執行室で、彼は殺害した少年に言及し、反省の言葉を述べたという。
また、彼は「私は神のもとで安らかに眠る。私は天国の父に会うために家に帰るので、私のために悲しまないでください」と言葉を遺した。
■映画鑑賞を要求した死刑囚も
オクラホマ州の規約で、死刑囚は25ドル(約3,500円)を超えない範囲で、最後の日の食事として好きなものを要求することが許されている。オクラホマ州以外にも、死刑制度がある州ではこれまでに「最後の食事」が施されてきた。
例え