22/11/18 07:12:38.36 1OAcCd0q9.net
”第8波”が現実のものに
東京都の新型コロナウイルスモニタリング会議が開かれ、新規感染者数の7日間平均は、先週の6452人から8020人に増加。感染拡大のスピードを示す増加比は2週前の約130%、先週は約150%、今週はやや勢いは落ちてきたものの約124%と3 週間連続して、100%を上回る増加傾向、との分析が示された。
年代別に見ると最も多いのが20 代の18.8%、次いで40代16.8%、30代16.1%、で東京iCDCの賀来満夫所長は「第8波の入り口にさしかかっているとも考えられる」とコメントした。
4段階で示す警戒レベルを感染状況については「感染が拡大している」として、一段引き上げ、上から2番目とした。医療提供体制は先週と変わらず上から3段目に据え置いた。
きのう、日本医師会の釜萢常任理事は、「第8波が始まった」との認識を示している。いずれにしろ、”第8波”が現実のものとなっているのだ。
変異株は「群雄割拠」
BA.2.75=ケンタウロス、BQ.1.1=ケルベロス、XBB.1=グリフォンなど、新たな変異株が、都内でも、次々、確認されている。東京iCDCの賀来満夫所長は「インバウンドが大きな要因の一つだと思う」としつつ、「変異株は国内独自でも変化していく」とも述べた。
今後についてはBQ.1.1系統の方が主流となる、との見方を示した。ある関係者も、BQ.1.1系統がいずれ主流になる、としつつも直近では「どれが来る(=増える)かわからない。群雄割拠」と先行きを注視する考えを示した。
確かに、東京都健康安全研究センターが行う変異株PCR検査の今月1日から7日までの結果を見ると、99・2%を占めていたBA.5が76・6%まで減る中、BA.2.75は4・8%、BQ.1.1は5・6%、BF.7は7・3%など、“どんぐりの背比べ”状態だ。
同時流行で1日最大9万3000人感染か
東京都は、感染ピーク時には、1日当たりの感染者数が、新型コロナ5万人、インフルエンザ4・3万人の合わせて9・3万人と想定。この人数は、国が先月中旬、全国に向けて出した通達に沿って算出されたものだ。
東京都は、コロナとインフルの同時流行に備え、確保病床を2週間以内に7262床まで増やすよう要請。現在9000室の宿泊療養施設の稼働居室を、18日から11000室に増やす他、陽性者登録センターの対応能力を、現在の1日8000人から4.1万人まで引き上げるという。
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