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2022年11月17日 木曜 午後6:40
男は、安倍元首相の国葬中止を求める脅迫メールにも関与した可能性があると見られている。
「コミケ中止しないと爆破する」
警察署から現れた、眼鏡をかけたマスク姿の男。
下水道施設に爆破予告をした疑いで逮捕された、無職の蓬田治都容疑者（21）だ。
警察官を警戒に当たらせた、威力業務妨害の疑いが持たれていて、17日朝、検察庁に身柄を送られた。
蓬田容疑者が爆破を予告したのは、東京・台東区にある東京都の下水道施設。
近くには、オフィスビルなどが立ち並ぶエリアだ。
8月10日午前9時ごろ、蓬田容疑者が東京都庁に送ったとみられる1通のメールが事件の始まりだった。
「8月13日に開催されるコミックマーケットが中止にならなければ、無人ポンプ場を爆破させる」
などと、自分の名前を書いて投稿した。
国葬中止めぐり、各地の自治体にも脅迫メールが…
蓬田容疑者は、爆破予告を投稿した2日前の8月8日、実際に下水道施設を訪問。下見をしていたとみられている。
このほかにも、安倍元首相の国葬中止をめぐって、全国各地の自治体に送り付けられた脅迫メールにも関与している可能性が浮上した。
これは群馬県内の自治体に届いた脅迫メール。
「私の名前は蓬田治都だ」
「国葬が中止にならなければ、濃硫酸および濃硝酸、濃塩酸を盗んだ上で国葬会場である日本武道館に蓬田治都自らぶちまける」
この脅迫メールを蓬田容疑者自身が投稿したのか、詳しいことはわかっていないが、「蓬田治都」を名乗る投稿が複数確認されている。
調べに対し、黙秘しているという蓬田容疑者。
警視庁は、蓬田容疑者が安倍元首相の国葬中止を求める脅迫メールにも関与した可能性もあるとみて、調べを進めている。
（「イット！」11月17日放送）
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