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混戦のなかで開票作業が続く米中間選挙で、連邦議会の上院(定数100)は民主党が引き続き掌握することが確実となった。激戦になっていたネバダ州で、民主党の候補が米東部時間12日に当選確実となり、民主党は多数派維持に必要な50議席を確保できる見通しになった。
上院では採決が同数となった場合は副大統領が可否を決めるため、50議席を確保した民主党が事実上の多数派を握ることになる。民主党は上院選で接戦となっていたアリゾナ州でも勝利を確実にしていた。トランプ前大統領の独自の推薦を受けていた共和党の両州候補の敗退は、党内でのトランプ氏の主導権に影響するとみられる。
下院(定数435)は共和党の優勢が続き、大勢判明にはなお時間がかかる見通しだ。CNNによると、米東部時間12日午後9時40分(日本時間13日午前11時40分)時点で、共和党が211議席、民主党が204議席となった。共和党は改選前の212議席から大きく議席を増やすと見られていたが、民主党が善戦する展開になっている。
中間選挙は4年間の大統領任期の「中間」に実施されるため、バイデン政権に対する信任投票の意味合いがある。40年ぶりの物価高(インフレ)が国民の生活を圧迫し、不満の矛先がバイデン政権に向いていたことから、一時は共和党に上下両院を奪還されるとみられていた。
しかし、6月に連邦最高裁が中絶の権利を認めない判決を出したことが、民主党への追い風となった。保守派の判事を指名してきた共和党への反発が強まり、女性票を中心に民主党が支持を伸ばす結果につながった。
朝日新聞 2022年11月13日 11時54分
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