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※2022年10月30日 05:30
スポーツニッポン
11月は、乳業大手3社が牛乳やヨーグルトを一斉に値上げする。ウクライナ危機や円安の影響で乳牛の餌となる飼料が高騰し、原料である生乳の取引価格が上がったためだ。原材料高などでベビーフードや菓子、飲料も価格を引き上げる。食材費が上昇した外食でも値上げの動きが続く。
明治、森永乳業、雪印メグミルクは、11月1日出荷分から牛乳やヨーグルトなどを値上げする。明治の値上げ率は、牛乳類15品の出荷価格が2・8~5・5%、ヨーグルト58品の希望小売価格が3・6~6・3%。雪印メグミルクの値上げ率は、市販用の牛乳類やヨーグルト、デザートなど45品の希望小売価格が4・0~12・5%。
キユーピーは、ベビーフードや幼児食、介護食のほぼ全てに当たる計145品目の参考小売価格を約2~15%上げる。カルビーは「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」などスナック菓子30品を値上げする。店頭での価格は10~20%程度上がる見通しだ。
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