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※2022年10月18日 20時03分
GIGAZINE
自己愛症(ナルシシズム)・権謀術数主義(マキャベリズム)・精神病質(サイコパシー)という負のパーソナリティ3種は「ダークトライアド」とまとめられます。このダークトライアドが、自分の善良さをアピールする「美徳シグナリング」や被害者ぶった言動を示す「被害者シグナリング」と関連しているという研究が発表されました。
Signaling virtuous victimhood as indicators of Dark Triad personalities. - PsycNET
URLリンク(doi.org)
New study suggests people with dark personalities weaponize victimhood to gain advantage over others
URLリンク(www.psypost.org)
「美徳シグナリング」とは、「自分が道徳的に正しく善良である」ということを他人にアピールする行動のことです。そして、「自分は被害者である」と周囲に強くアピールする行動が「被害者シグナリング」です。ブリティッシュコロンビア大学のEkin Ok氏らは合計3536人を対象とした研究で、美徳シグナリングと被害者シグナリングがダークトライアドの特徴や欺瞞(ぎまん)的行動とどのように関連しているのかを調査しました。
研究チームは「人間は完全な生き物ではなく、運もあるので、時として人は人生において苦しみ、不利益を被り、不当な扱いを受けるさだめにあります。苦難や不利益にぶつかったとき、その重荷に黙って立ち向かって自分自身で解決を図る人もいれば、その苦しみを周りに見せつけて『自分が被害者だ』と主張して補償を求める人もいるでしょう。私たちが研究対象としているのは後者の人たちなのです」と述べています。
研究チームによれば、人は美徳シグナリングを行う被害者を見ると、その人を助けようとする可能性が高いとのこと。このことから、美徳シグナリングや被害者意識が「他人から資源を得るための有効な戦略」であると研究者は主張しています。例えば、「食料品店やストリップクラブの前で撃たれた被害者」よりも、「チャリティーイベントでボランティアをしている時に撃たれた被害者」の方を助けようとする傾向が見られたそうです。
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