22/10/17 13:10:05.20 bYc4me7w9.net
※2022/10/16 5:30
荒川 和久 : 独身研究家、コラムニスト 著者フォロー
「世の中ね、顔かお金かなのよ」
これは、結婚の話題の際などによく引用される回文です。回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になることを指します。
結婚相手に求める条件として、「男は女の容姿を求め、女は男の経済力を求める」と言われてきました。「容姿で結婚相手を選ぶなんてとんでもない」と思う人もいるでしょうか。
しかし、家と家同士の伝統的なお見合いで結婚していた時代ではなく、自由恋愛による結婚が9割を占める現代において、好き嫌いの感情を大きく左右するビジュアル面を無視しろというのも無理な話というものです。
「容姿条件」が男性より女性のほうがわずかに上回った
2021年の最新の出生動向基本調査によれば、結婚相手に求める条件として「重視する」「考慮する」を合わせた指標で、相手の「容姿」が1992年の調査以降の過去最高記録の81.3%となったようです。
そう聞けば「未婚男性たちもそんなことばっかり言っているから結婚できないのでは?」と思ってしまうかもしれません。が、これは女性側が男性に求める条件のほうなのです。
もともと「人柄」「家事育児能力や姿勢」「仕事への理解と協力」の3項目については、つねに男女とも高い割合を示していましたが、はじめてこの「容姿」条件が男性より女性のほうがわずかではありますが上回りました。
もちろん、女性側の条件として「男性の経済力」は相変わらず高いもので91.6%もありますが、令和の時代において「男は経済力だけではなく容姿まで求められるようになった」のです。
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