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※2022/10/14 05:00
[New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「性的少数者配慮」。
日本でも少しずつ広がっている「性的少数者(LGBTQ)」への理解。自治体が同性カップルを結婚に相当する関係だと認める「パートナーシップ制度」を導入するなど社会も変化しているが、実は、言葉の使い方や言語そのものも影響を受けている。どういうことか。
「レディース&ジェントルメン」やめた
「Ladies and gentlemen(レディース・アンド・ジェントルメン)」
「紳士、淑女のみなさん」というよく知られたこの英語の呼びかけ。千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)でもパレードの前などによく耳にしたが、これが昨年3月から、「みなさん、こんにちは」という意味の「Hello, everyone(ハロー・エブリワン)」などに変更されている。
性的少数者には、「ノンバイナリー」などと呼ばれる、性自認のない人たちがいる。あえて性別に触れない表現に変更したことについて、TDRを運営するオリエンタルランドの広報は、「訪れるすべてのゲストに気持ちよく過ごしてもらうため」と説明する。
同様の変更は、日本航空(JAL)も2020年に行い、機内アナウンスが「旅客の皆様」を意味する「all passengers(オール・パッセンジャーズ)」などとなった。最近は、男子児童を「君」ではなく、「さん」付けで呼ぶことを推奨する小学校も増えている。ファッション誌でも、海外の著名人のインタビュー記事を日本語に翻訳する際、「~だわ」といった「女性言葉」の使用を控える動きがある。
「アミーゴ」は男性形…スペイン語の悩み
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読売新聞オンライン: LGBTQ・ノンバイナリーに配慮…性別に触れない表現、用法や言語そのものにも影響.
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