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英国が数多くの地域を植民地として支配してきたアフリカ大陸からは、エリザベス女王への追悼の声が上がる一方、過去の植民支配や弾圧への憤りも数多く発信されている。
1952年2月、当時まだ王女だったエリザベス女王が前国王ジョージ6世の訃報(ふほう)を知らされたのは、英国が支配していたアフリカ東部ケニアを旅行している時だった。
ケニアで高まる独立運動を抑え込むため、英国は独立闘争に参加した人々らを殺害したほか、拷問したり強制収容所に送りこんだりするなど、苛烈(かれつ)な抑圧を続けた。このため、いまもケニアには英国に対して複雑な感情を持つ人は少なくない。
弁護士を名乗るケニア人女性…(以下有料版で,残り512文字)
朝日新聞 2022年9月19日 7時30分
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