川崎、とこ豚(とん)お好き!? 豚肉の年間支出額トップ 子育て世代、家計に優しく [蚤の市★]at NEWSPLUS
川崎、とこ豚(とん)お好き!? 豚肉の年間支出額トップ 子育て世代、家計に優しく [蚤の市★] - 暇つぶし2ch1:蚤の市 ★
22/09/16 09:38:30.88 IyOkmQsR9.net
 公益財団法人「日本食肉流通センター」(川崎市)が発表した2021年の「食肉番付表」で、川崎市が1世帯当たりの豚肉の年間支出金額トップの「東の横綱」に輝いた。他にも番付上位には静岡以東の都市がずらり。豚肉は圧倒的に西日本よりも東日本で多く食べられているという。コロナ禍の家計も支える豚肉人気を、川崎市内で探ってみると?。
 平日も多くの客でにぎわう川崎市中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街の「尾原精肉店」。近くに住む常連客の主婦(80)は「豚肉はいろんな料理に使えるし、家計に優しい」とブランド豚「かごしま黒豚」のバラスライスなどを購入した。同店の尾原清一社長(78)も「メインを張りたがる牛肉と違い、豚肉は主役にも脇役にもなり、使い勝手がいい」と太鼓判を押す。
 尾原社長の父である創業者が牛肉好きだったことから、もともとは牛肉を主力に扱っていたが、「給料が上がっていない一方で牛肉は国産も外国産も高くなり、今やぜいたく品。豚肉や鶏肉にシフトしている」と尾原社長。
 番付表は、総務省の家計調査年報をもとに、全国の都道府県庁所在地と政令市の計五十二都市でランキング化した。二人以上の一世帯当たりの年間支出金額の順位を順位付けした「東」の番付、購入数量の「西」の番付がある。なお、東と西では調査手法が異なり、単純比較はできない。
 川崎市は三万七千九百十八円で「東の横綱」になった。「西」の番付でも前頭二枚目(六位)に。前回調査は「東」の前頭十一枚目(十五位)、「西」の前頭九枚目(十三位)だったので、一年で大躍進を遂げた。
 なぜ、川崎市で豚肉の消費が多いのか。同市経済労働局の玉井一彦局長は「川崎市は(他都市と比べ)若い子育て世代の人口が多い。栄養価と価格のバランスが取れた食材として多く利用されたことが一位の要因の一つ」とみる。
 同センターでも川崎の躍進の理由は分析できていないというが、「コロナ禍で外食が減り、自宅で調理する内食が増えたことで、家計に優しい豚肉の消費は増えている」と指摘する。
 さらに「東」の番付を詳しく見ると、さいたま市(五位)、東京都区部(六位)、横浜市(八位)など東日本の都市が軒並み上位を占めた。
 背景には東西の食肉文化の違いがある。典型的なのが肉じゃが。東日本では豚肉、西日本では牛肉が多く、いわゆる「肉じゃが論争」が勃発している。
 「肉じゃがは、わが家の火種」と明かすのは、横浜市に住む男性会社員(60)だ。自身は神戸市育ちだが、妻(58)は長野県出身で「基本的には豚肉で、何年かに一回『仕方ない』と牛肉で作ってくれる程度。単身赴任中は月一回は牛肉で肉じゃがを作っていた」と嘆く。
 同センターによると、日本で食肉文化が広まったのは明治以降。牛耕のために牛を育て、今も牛肉がよく食べられる西日本と違い、馬を農耕に使った東日本では馬肉を食べる文化はあまり広まらなかった。「代わりに、育てやすく増えやすい豚や鶏が、関東や東北でよく食べられるようになった」という。
 番付から見える豚肉の「東高西低」。担当者は「番付表の結果に一喜一憂し、食肉に関心を持ってもらえたら」と話している。
文・北條香子/写真・高嶋ちぐさ、北條香子
東京新聞 2022年9月16日 07時10分
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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