22/09/14 15:26:05.89 wFWyblHn9.net
なぜ、日本の学校では整列する際、背の順に並ぶのか。現役小学校教員の松尾英明さんは「背丈という本人にはどうしようもない身体的特徴を並べて比較し、小さい方から大きい方へと序列をつけて並べる。
これは差別であり、いじめの類でもある」という―。
それでも「背の順」に納得のいく明確な理由があればいいが、大抵は論理の通らないこじつけにすぎない。実際は、単に慣例として行っていることがほとんどだからである。
こじつけの一つとして「背の順だと前がよく見える」という俗説が学校ではまかり通っているが、全く出鱈目なウソである。やればわかるが、自分と近い背丈の者が前方にいる時には、目の前の人の頭部しか見えない。眼球は頭部の頭頂部ではなく顔面中央付近に付いているのだから、当然である。
背の低い子どもは、周りに比べて自分の背が低いという身体的コンプレックスを抱えている可能性が高い。しかし、背の順に並ぶことが学校で何の疑問もなく当たり前とされているからには、そこに異議を唱えることなど、考えられない。常に列の先頭に立ちながら、自分の背が低いことをそのたびに再認識させられることになる。
背の順に並ばせることに限らず、学校生活におけるあらゆる決め事については、教師の側に大きな権限と責任がある。にもかかわらず、これが問題とされてこなかったことの根本には「人権意識」の欠如がある。「大した問題じゃない」「気にし過ぎ」という意見は、立場の弱い者の視点が明らかに欠けている。
「背の順」を廃止した方がよいもう一つの理由が、先にも書いた通り年間を通しての並び方を単一に固定するためである。並び方が複数あると、特に緊急時に混乱するというのが大きなデメリットである。
実際、避難訓練から保健関係まで、整列はすべて「名簿順」で事足りる。さらに、避難時には名簿順で年間固定されている方が混乱することなく素早く並べて、避難後にも名簿で確認できるため「○○さんがいない」事態を圧倒的に把握しやすく、合理的である。
これが会…
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※前スレ
なぜ誰もおかしいと気づかないのか…学校で「背の低い順に並ぶのは差別」である納得の理由★2 [パンナ・コッタ★]
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