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米ニューヨーク・ブルックリンで、サル痘のワクチンの接種会場に並ぶ人々(2022年7月17日撮影)。(c)Kena Betancur / AFP
【7月23日 AFP】感染報告が急増しているサル痘について、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長はグリニッジ標準時(GMT)23日午後1時(日本時間同10時)に開かれるオンライン会見で、「公衆衛生上の緊急事態」を宣言するとみられている。
WHOは22日夜、テドロス氏が会見を実施すると発表したが、内容については明らかにしていない。
米疾病対策センター(CDC)が20日に発表した集計によると、サル痘の感染者は72か国で1万5800人以上確認されている。
WHOは6月23日、現時点では「公衆衛生上の緊急事態」には当たらないとの見解を表明したが、今月21日に開かれた2回目の会合では、テドロス氏は感染者の増加を受けて懸念を示し、公衆衛生への即時的かつ中期的な影響を評価するため、専門家の助言を仰いだ。
米ジョージタウン大学(Georgetown University)教授(国際医療法)でWHOにも協力しているローレンス・ゴスティン(Lawrence Gostin)氏は22日、「サル痘の感染者が急増しており、今後数週間か数か月で激増することは避けられない」とツイッター(Twitter)で指摘。「テドロス氏は世界に警鐘を鳴らさなければならない」と述べている。(c)AFP/Christophe VOGT
2022年7月23日 17:37
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