22/07/13 10:14:22.79 7HyaZe9e9.net
日本のジェンダーギャップ指数、116位 今回も主要先進国で最下位
URLリンク(www.asahi.com)
🔒有料会員記事
ロンドン=和気真也2022年7月13日 7時01分
世界経済フォーラム(WEF)は13日、世界の男女格差の状況をまとめた2022年版の「ジェンダーギャップ報告書」を発表した。男女が平等な状態を100%とした場合、世界全体での達成率は68・1%。コロナ下での1世代分の遅れが響き、今のペースでは平等の実現には132年かかると警告した。日本は116位だった。
WEFが06年から発表する報告書は今回で16回目となる。22年版は146カ国を対象に、教育・健康・政治・経済の4分野を分析。教育環境や閣僚の数、賃金の男女差などを比べ、「平等」への達成率を指数化した。
世界全体の達成率は68・1%で、前年の67・9%から前進。平等達成までの期間を4年分短縮できたが、20年から21年にコロナ禍の影響で大きく遅れた分は取り戻せていない。20年までの傾向では、100年以内には平等は達成できていたはずだった。
世界で最も男女平等に近い国はアイスランドで、達成率は90・8%と唯一90%を超え、13回連続の首位の座を守った。2位のフィンランド(86%)、3位のノルウェー(84・5%)、5位のスウェーデン(82・2%)と上位には北欧諸国の「常連」がひしめく。4位はニュージーランドだった。6位と8位にはルワンダとナミビアのアフリカ2カ国がランクイン。7位の中米ニカラグア、10位のドイツは初めてトップ10入りを果たした。9位はアイルランドだった。
一方、日本は達成率65・0%で116位と、前回に続いて主要先進国で最下位。前回の120位から順位は上がったが、今回は調査対象国が10カ国減っている。長年の課題である政治と経済分野が低迷の原因だ。特に経済の達成率は56・4%で、前年の60・4%から後退した。コロナ下で女性の労働参加や管理職の割合が減ったことが響いた。
調査責任者のサーディア・ザ…
🔒この記事は有料会員記事です。残り1695文字