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[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のソーンダーズ委員は、
インフレ率が英中銀の見通しを上回り、年後半に10%超に達する恐れがあると述べた。
英独立系シンクタンク、レゾリューション・ファンデーションでの講演で
「金融政策によって抑制されなければ、国内の生産能力とインフレ圧力はおそらく中銀の予想よりも大きくかつ持続的になるとのリスクをかなり重視している」と指摘。
「その結果、より中立的な金融政策スタンスに比較的迅速に移行することを望んでいる」と述べた。
英中銀は5日、金融政策委員9人のうち6人の賛成多数で1%への利上げを決定。ソーンダーズ委員を含む3人は1.25%への引き上げを提唱していた。
ソーンダーズ委員は、インフレ率および長期インフレ期待を示す主要な指標は不快なほど高水準で、基調的な賃金の伸びやサービス業のインフレに影響を及ぼしているとし、
「外部コストの高さが実質所得を目減りさせ、実質消費を抑制する可能性が高い」と言及。
「しかし、目標を上回るインフレ率が長期間続くことで、こうした外部コストの上昇はインフレ期待の高まりを悪化させる可能性がある。
したがって労働市場の逼迫とともに国内のインフレ圧力が目標と一致するペースに回帰することが難しくなりかねない」と主張した。
URLリンク(jp.reuters.com)