22/04/21 12:38:35 ki4YXr+A9.net
ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援策として、日本政府が国連の物資をウクライナ周辺国に輸送するために予定していた自衛隊機派遣が先送りされることが21日明らかになった。自民党の高市早苗政調会長は党会合で、物資が備蓄されているインドが自衛隊機の受け入れを拒否したと言及した。
日本政府は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの要請を受け、国連平和維持活動(PKO)協力法が定める「人道的な国際救援活動」として自衛隊機を派遣する方針だった。UNHCRの備蓄倉庫があるインド・ムンバイやアラブ首長国連邦・ドバイから、ウクライナ避難者を受け入れているポーランドやルーマニアに支援物資を運ぶ計画で、4月下旬~6月末に週1便、10回程度を想定していた。
日本政府は実施計画を近く閣議決定する予定だったが、自民党の高市政調会長が21日午前、実施計画を審査するはずだった党会合で「物資の積み込み地であるインドから自衛隊機の受け入れを拒否されたという事態が発生した。明らかに政府の根回し不足だ」と述べた。外務省関係者も、インドとは明示しなかったが、関係国との間で必要な手続きが滞っていることを認めた。
朝日新聞社
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