22/03/17 20:27:29.07 kqkP0abo9.net
東南アジア、試練のサプライチェーン(2)
2022.3.17
飯山 辰之介
バンコク支局長
コロナ禍が引き起こしたサプライチェーンの混乱に追い打ちをかけるウクライナ危機。「ウクライナ危機の余波、東南アジアに 物流・生産の混乱収まらず」でも見たように、既にその影響は物流面に出始めている。
人件費の安さを前提に日本の製造業が構築してきたサプライチェーンを、新たな環境に合わせてどのように変えていくべきなのか。
考えられる対策は大きく3つ。フロンティアを求めサプライチェーンを西に拡大するか、東南アジアの既存拠点にとどまり競争力を磨くか、あるいは日本に回帰するか、だ。
最初の選択肢である「西への動き」は既に起きている。注目を集めているのは、かつて最貧国とも呼ばれた南アジアの国バングラデシュだ。
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「最近になって引き合いの声が増えた。ミャンマーに替わる新たな進出の候補地と目されているようだ」。三菱UFJ銀行ダッカ駐在員事務所の橋本健史所長はこう指摘する。
ミャンマーを下回る人件費の安さと、1億6000万人を超える人口を背景とした豊富な労働力が日系企業を引き付ける。これらを生かそうと、同国では労働集約型の縫製業がいち早く発展。
日本勢では1990年ごろからファスナー大手のYKKが進出し、2002年に現地生産を開始。05年には縫製大手のマツオカコーポレーションが進出している。
ベトナムやミャンマーなどにも拠点を構えるマツオカは今年中にもバングラデシュで新たな工場を立ち上げる。「ミャンマーへの投資が難しくなった今、期待をかけているのがバングラデシュだ」と松岡典之社長は話す。
===== 後略 =====
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