22/03/17 13:24:05.06 q1cJRoX/9.net
現代ビジネス3.13
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何を求めているのだろうか?
「子どもたちにワクチン打たせるな! ワクチン反対!」
「コロナウイルスは存在証明されていない」
「われわれは日本のQ」
「どんどん日本の未来の子どもが殺されている!」
「マスクを外そう!」
今年に入って以降、このようなメッセージをノーマスクで叫ぶ反ワクチンデモが都市部を中心に全国で沸き起こっています。従来の反ワクチンデモと大きく異なる点は、全国的なネットワークが主導しており、参加する人々の行動が積極性を増して、陰謀論的な色彩が濃くなっているところです。1回当たり数千人~1万人程度が参加しているとみられています。
急速な先鋭化の背景にはコロナワクチンに対する不安感があります。一連の反ワクチン運動に詳しい関係者によれば、特に子どもが接種対象になったことが影響し、母親の参加者が目に見えて多くなっているとのことです。ここに至る出発点には、重症化リスクのほとんどない子どもへの接種の是非をめぐる議論と、接種を強いる同調圧力に対する懸念がうかがえます。
これらの現状の一端については、立憲民主党所属の参議院議員である川田龍平氏がブログで報告しています(一刻も早く被害者の救済認定を! /2022年1月26日付/川田龍平 ブログ)。川田氏は5~11歳の子どもへのコロナワクチン接種が始まろうとしていることに触れながら、
「スポーツをしている子ども達は、ワクチンを接種しないと合宿や試合に参加できないためワクチン接種が半強制になっているそうです。 『基礎疾患の無い健康な子供達にもワクチンを接種をする必要があるのか? 』とお母さん達から懸念の声が上がってきています」
などと有権者から聞いた話を取り上げています。
もちろん、ワクチン接種は任意です。法律の文面上も努力義務(予防接種法第9条)と書いてあるに過ぎず、強制力はまったくありません。
しかし、母親たちは周囲の同調圧力に強い恐れを抱いて、すぐ話を聞いてくれそうな人々や、共感してくれる人々とのコミュニケーションを模索します。可能であれば同じ問題に直面している母親たちと忌憚のない意見を交わして、少しでも精神的な緊張を解きたいからです。
しかしリアルな人間関係の中ではまず相手が見つからないためSNSにつながりを求めます。そうすると、当然ながら、情報がセンセーショナルで拡散力のある陰謀論的な発想に基づく反ワクチン思想の人々と高い確率で出会うことになります。
周囲にちょっとした困り事を相談できる者がおらず、家族からも理解されない境遇であれば、ますます孤独感や孤立感を深めてオンラインコミュニティとの関わりを強固にしていきます。
そこで、結果的に孤独感や孤立感を癒やしてくれる享楽に目覚めるのです。デモや集会という場で長時間シュプレヒコールをやったり、共通の話題について座談会などをすることは、軽い変性意識状態(日常の意識を超える興奮やリラックスによって促される非日常的な気分)をもたらします。
コロナ禍では物理的に人と人の接触を減らすことが推奨され、接触する際も距離を取り、短い時間でのやり取りが無難とされていることもあり、このようなニューノーマルに対する反動としてのデモや集会の快感はより大きなものとなり得ます。
また、政治活動では珍しくない長時間のデモや集会は、未経験者にとっては未知の快楽への扉を開ける面もあるでしょう。集団的熱狂の中で自らの主張が承認され、自らの姿形が全体と一体化することは大変心地良いからです。
なぜ、デモに向かうのか?
けれども、ここで次のような疑問もわき起こります。
コロナワクチンに対する不安があり、例えば、それが学校において事実上、自分の子どもに接種を強いる構造になっているのであれば、それはその学校の問題であり、わざわざ変な人たちとつるんでデモをするのではなく、むしろ学校の実態を告発したりするなどして具体的な働きかけをするべきではと思う人が多いのではないでしょうか。
★1:2022/03/16(水) 11:30:48
【社会】ワクチンに反対する人が、アッサリと「怪しい陰謀論」にハマってしまう理由★4
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