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新型コロナウイルスワクチンの抗体の働きを研究している福島県の福島医大医学部放射線健康管理学講座は16日、
2回目接種を終えた県民約2400人の抗体を検査した結果、免疫力の目安となる抗体量が少なく持続期間も短い傾向の人が、
全体の約1割いることが分かったと発表した。
多くは高齢者だった。早期に3回目接種を進める重要性を裏付けるデータになるとみられる。
追加接種が必要な人の特徴などが把握できる可能性があり、同講座は詳細な解析を進める。
同講座は昨年11月から12月にかけ、2回目接種を終えた県民2443人を対象に血液を採取し、
抗体の働きを調べた。対象者は13歳から100歳までの相馬、南相馬、平田の3市村の住民や医療従事者。
2000人を超える大規模な抗体検査は全国的にも珍しい。
調査の結果、抗体の量や持続期間の違いが6つのグループに分類されると判明した。
抗体量が少なく、持続期間が短い「グループ6」は13%で、多くが高齢者だった。抗体の持続期間は長いものの、量が少ない「グループ5」も高齢者が多かったという。
各グループに分類される詳細なメカニズムは判明しておらず、同講座は新年度に詳しい解析を進める方針。
講座の坪倉正治主任教授、趙天辰講座等研究員がオンラインで記者会見した。
抗体検査は昨年9月に続き2回目。感染を防ぐ能力「中和活性」などの数値を調べたところ、前回検査よりも数値が低い人が多かったという。
年齢が上がるほど抗体の働きが低い傾向も見られた。
坪倉主任教授は「3月になった現在はさらに数値が下がっていると考えられる。早急な3回目の接種が大切だ」と追加接種の必要性を強調した。
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