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義経とチンギスハンの同一人物説を掘り下げた「義経は成吉思汗に!」の表紙
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悲劇の武将・源義経とモンゴルの英雄チンギスハン(成吉思汗)の同一人物説を調べている鹿児島市の元市議、田中良一さん(73)が、著書「義経は成吉思汗に!」(鹿児島学術文化出版)を発刊した。先人の研究や、東北、北海道の実地調査を基に、正史に隠された真実を追求している。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」によると義経は、源頼朝の追討令に逆らえなくなった奥州藤原氏の4代泰衡に襲われ1189年、岩手県平泉町で死んだとされる。しかし民衆の間では、義経は難を逃れ北海道を経て大陸に渡ったという北行伝説が語り継がれた。チンギスハンと共通点が見られることから江戸時代以降、多くの知識人により同一人物説が唱えられてきた。
田中さんは小谷部全一郎(アイヌ民族研究家、秋田市出身)、佐々木勝三(郷土史研究家、岩手県宮古市出身)、高木彬光(小説家、青森市出身)各氏らの説を検証。青森、岩手両県や北海道など伝説が残る場所を実際に歩き「泰衡は鎌倉勢の侵攻前に、平泉から義経を脱出させた」と確信するようになった。
さらにチンギスハンに関する「元朝秘史」「蒙古喇嘛(もうこらま)教史」などの史書を検討。その前半生には謎が多く、義経と同一人物であることに矛盾は生じないと考えた。
著書は、鹿児島県の高校の歴史研究部員2人と、顧問教諭による研究発表の形を採った。義経の人間性やチンギスハンの業績などを分かりやすく解説する。
さらに、吾妻鏡の中の意図的な史実改変などを指摘し、歴史を敗者や第三者の目からも捉える必要性を訴える。同県の漫画家みずもとみほさんのイラストが理解を助けている。
田中さんは「逆境を乗り越え、チンギスハンとして諸民族の共存共栄を実現したのが、義経。夢を持って突き進めば実現できるということを、現代の若者たちに伝えたい」と話す。
2/7(月) 16:00配信
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