21/10/17 09:06:33.53 kKvOondb9.net
新型コロナウイルスの国内でのワクチン接種が終盤を迎え、若年層への対応が焦点となっている。米モデルナ製のワクチン接種後にごくまれに起こる心筋炎の発生頻度が、10~20代の男性では米ファイザー製と比べて高いとして、厚生労働省は15日、注意喚起することを専門部会で決めた。厚労省は10~20代の男性にファイザー製を推奨する案を示したが、専門部会では慎重な意見が多く、見送られた。
モデルナとファイザーはいずれもメッセンジャー(m)RNAワクチンで、接種後に心筋炎や心膜炎をごくまれに起こす。心筋炎や心膜炎は、心臓の筋肉や心臓を包む膜に炎症が生じる疾患。若い男性に多く、1回目よりも2回目の接種で起こりやすい傾向がある。
厚労省によると、国内では今月3日までに心筋炎や心膜炎が起きたのは、男性100万人当たりモデルナ製では10代で28・83人、20代で25・65人。ファイザー製では10代で3・69人、20代で9・62人で、モデルナ製の方が頻度が明らかに高かった。
どちらのワクチンも症状が軽くほとんどが回復している。新型コロナウイルスの感染によって生じる心筋炎の発生頻度は、ワクチン接種後に比べて高いことなどから、専門部会はこれまで「ワクチン接種のメリットがリスクを上回る」として「重大な懸念は認められない」としていた。
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