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仙台市は30日、市内で7月1日以降に新型コロナウイルス感染した人のうち、83・6%がワクチン未接種だったと発表した。
2回接種後、2週間が経過して陽性が判明する「ブレークスルー感染」は4・5%。
未接種者の陽性率、入院率、重症化率は、ブレークスルー感染者の数十倍に上ることを明らかにし、ワクチン接種の有効性を強調した。
市によると、7月1日~9月29日の陽性者4280人の接種状況はグラフの通り。
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1回接種は8・8%、2回接種後から2週間未満は1・2%だった。
29日時点の未接種者23万9064人の陽性率は1・528%。
これに対し、2回接種者58万6961人に占めるブレークスルー感染割合は0・033%で、約46倍差があると説明した。
7月1日以降の陽性者のうち、未接種者の入院率は13・41%、2回接種・2週間経過者の入院率は0・54%で24・8倍差。
同様に入院者に占める重症化の割合は未接種5・78%、2回接種・2週間経過0・14%と41・3倍の開きがあった。
市は年代別のワクチン接種状況(29日時点)も初めて公表した。70代以上は2回目完了が90%を超え、40代も2回目が50%を上回った。
20代は1回目が60%に達したが、10代では、12~14歳が1回目26・7%、2回目10・0%にとどまる。
市全体の接種率は1回目75・1%、2回目61・0%となり、2回接種完了が6割に到達した。
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