21/09/26 09:20:58.09 Ll05stUi9.net
米フロリダ州ウィンターヘブンに住む男性がワクチン未接種で、新型コロナウイルスに感染して死亡した。
男性は入院中、長年、事実婚状態だったパートナーの女性に「退院したらすぐにワクチンを打つよ」とメッセージを送っていたという。
しかし、その機会は巡ってこなかった。
男性は陸軍退役軍人で、フロリダ州矯正局の保護観察官だったデビッド・ケルジーさん。
９月13日にウィンターヘブン病院で、新型コロナによる肺炎などの合併症で死亡した。
15年間パートナーだったルイザ・ムーアさんによると、２人は今年４月にワクチン接種について話し合ったという。
ルイザさんはすぐに接種したが、デビッドさんは「もう少し様子を見たい」とすぐには接種しないことを選択。
「デビッドはワクチンを信用していませんでした。『もう少し研究の結果が出るのを待ちたい』と言ってました。
感染したら命に関わるから『接種して』と頼んだけど、すごく頑固でダメでした」とルイザさん。
８月になって２人は共に、新型コロナと疑われる症状に見舞われた。８月９日、ウィンターヘブン病院に検査に行くと、２人とも感染していることが判明。
デビッドさんは即入院、症状が軽かったルイザさんは自宅療養となった。
ルイザさんはせき、疲労感、めまいなどの症状が３週間ほど続いたが、全快。
しかしデビッドさんは肺炎を起こし、血液感染症を併発するなど重症化した。
コロナ患者の見舞いは禁止されていたので、ルイザさんは毎日、電話をしたが、デビッドさんは間もなく話もできなくなった。
「電話をかけると、看護師さんがデビッドの耳にスマホを当ててくれて、
私は『愛してる』と語りかけていました。看護師さんによると、デビッドは手を動かし、ほほ笑んでいたそうです」
そして９月13日午後、病院から「デビッドさんが危篤状態になったので来てほしい」との連絡があり、ルイザさんはすぐに駆け付けた。
そして午後11時、デビッドさんは心肺停止状態となり、死亡が確認された。
「亡くなる時、その場にいました。ひどいものでした。誰にもあんなことを体験してほしくない。正視するに耐えませんでした。今でもフラッシュバックします」とルイザさん。
「ワクチンを打たなかったことが残念ですが、そのことでデビッドへの敬意は変わりません。本当にいい人だったんです」
URLﾘﾝｸ(www.nikkan-gendai.com)
（ルイザさんのインスタグラムから）
URLﾘﾝｸ(c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp)