21/09/22 10:48:35.32 +VRkhWQk9.net
先物を組み入れて値動きを増幅したレバレッジ型ETF(上場投資信託)の規制発動が迫っている。
金融庁は規制案への意見公募(パブリックコメント)をすでに終え、あとは改正関連法令の公布・施行を待つだけ。
レバレッジ型ETFは投資経験豊富な個人に人気だけに、「危ないから規制」の金融庁方針に証券業界は不満げだ。
レバレッジ型ETFは先物を使って日経平均などの値動きを2倍程度に増幅する商品が一般的。
先物は株式や投信とは税体系が別だが、ETFは投信の一種なので株式と損益通算できるなど税制面でのメリットも大きい。
ただ、長期保有に伴う目減りが大きく、金融庁が理想とするコツコツ型の資産形成には不向きだ。
金融庁はリスク説明強化と並んで信用取引の証拠金率引き上げを打ち出したが、
証拠金率を上げれば少ない元手で大もうけするチャンスは減ってしまう。
レバレッジ型ETFは証券会社にとって、信用取引で金利収入をもたらす金の卵。
取引が低調になれば、インターネット証券の業績に悪影響が出かねない。
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