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長野放送 9月 3日(金) 19:27
2日もお伝えした家宅捜索を受けた長野県松本市のペット業者の続報です。犬を劣悪な環境で飼育していた疑いがあり、従業員は「散歩もさせずケージに閉じ込めていた」と話しました。
汚れた体で怯えたような犬たち...。松本市の業者の施設では、捜索2日目の3日も防護服を着た捜査員と保健所の職員が犬の健康状態を確認していました。
業者は、狭く不衛生な部屋で繁殖させるなどした動物愛護法違反の疑いが持たれています。
保健所には2つの施設でおよそ600匹の飼育を届け出ていましたが、実際には1000匹近くいたとみられます。
周辺住民は...
周辺住民:
「鳴き声は割合うるさかった」
「犬の音と夜中に怒鳴ったり。うるせえさ、近所はうるせえと思う。夏場は結構におう」
従業員に話を聞くと、犬たちは狭いケージの中で過ごし、散歩に連れ出すこともなかったということです。
従業員:
「いいブリーダーさんだったら広い庭があって放して育てたりすると思うけど、うちは一生ケージの中で暮らしていくから、そういう姿見てると一言で言ったらかわいそう。犬のことがわかってるのは社長しかいない。知識のない私たちが何か言っても、言える立場じゃない」
警察は経営者から話を聞くなど、引き続き捜査を進めています。
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