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ノーベル物理学賞受賞「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」
ガイム博士が2004年に発見した「グラフェン」は、厚みが原子1つ分(0.38ナノメートル)の炭素シート。300万枚重ねてやっと1mmという超極薄ながら、強度は鉄の100倍で弾性は6倍の「強くてしなやか」な理想的性格。透明で電気も熱もよく通すため、半導体やセンサー、タッチパネル、太陽光電池などへの応用はもちろん、量子物理学やバイオテクノロジーにも革新をもたらす可能性に満ちているそうです。現在、世界中の企業が応用研究とその実用化に取り組んでいるのだとか。
「神が作った材料」とも「世界を変える素材」とも呼ばれるグラフェン。その存在は50年以上前から知られており、理論的な研究例もありましたが、「どうやって取り出すか」はほぼ手つかず。「鉛筆の芯などに使われるグラファイトから1層だけ剥離すれば」と考えても、「物性の不安定さから困難」というのが常識でした。
ところが、ガイム博士とパートナーのコンスタンチン・ノボセロフ博士の2人は、グラファイトの塊にセロファンテープをくっつけ、剥がしたものをシリコン基板に押しつけることを繰り返して「世界一薄い素材」の抽出に成功。「驚嘆すべき容易な方法!」と称賛され、「剥がして遊んでいるうちに、ほとんど偶然に」という説もありますが、まさにコロンブスの卵的発見でした。
イグ・ノーベル賞受賞「カエルの磁気浮上」
イグ・ノーベル賞を受賞した「カエルの磁気浮上」は、強力な磁場を形成して、その中に生きたカエルを入れて浮き上がらせるもの。一見トンデモ科学みたいですが、英国の物理学専門誌『Physics World』にも紹介されているそうです。
もちろんカエルの体内に磁石を埋め込んで、というのではなく、カエルはカラダの中に多くの水を含んでおり、水は磁石に反発する「反磁性体」なので、強力な磁場の中では磁力に反発する力(反磁性磁気力)が生じる、ということ。上向きの反磁性磁気力と下向きの重力が釣り合うと、カエルは無重力(=微小重力と呼ぶそう)状態のように空中に浮遊するのだとか。同様の実験のいくつかはYouTubeで見ることができます。
ただし、カエルのカラダに反発力を生じさせる磁場の力は16テスラ……といってもさっぱり見当がつきませんが、昔「磁力の強さ」を表す単位だったガウスに換算すると16万ガウス。ひところ話題になった携帯電話が50ガウス、医療用のMRIで1.5~3テスラといいますから、その強さたるやケタ外れです。カエルは大丈夫? 血中の鉄分だってあるし……と心配になってきます。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
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