21/08/11 18:10:07.42 Gpv7l9cK9.net
新型コロナウイルスに対する集団免疫の形成はデルタ株の感染が拡大したことから不可能となった。10日、オックスフォード大学のワクチン研究科学グループ責任者のアンドリュー・ポラード氏がガーディアン紙のインタビューの中で語った。
ポラード氏は、「このウイルスは麻疹とは違うという点が問題だ。麻疹用のワクチンが95%の住民に接種されたなら、このウイルスは人々の中に広まることはできない。(略)デルタ株は今でもワクチン接種を行った人々にも感染する可能性がある。実際このことは、接種を受けていない人は遅かれ早かれウイルスに直面することになることを意味している。そして、私たちには完全に『コロナウイルス』の拡大を食い止める術がない」と解説した。
また同氏は、現在、3回目のワクチン接種の必要性を証明するものはなく、それは抗体レベルが低下しているにも関わらず、接種を受けた人の免疫システムは数十年後も一定程度ウイルスから身体を防護することができるからだと強調した。
新型コロナウイルスの変異株B.1.617系統は、2020年10月にインドで最初に確認され、その後、スパイクタンパク質のいくつかの変異とさまざまな国での伝播性が異なるB.1.617.1、B.1.617.2(「デルタ株」)、B.1.617.3の3つの亜種が発見された。
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