21/08/06 19:47:27.64 R/JP1/6z9.net
警視庁は6日、運転免許関連の約26万人分のデータを削除したなどとして、情報管理課の男性主事(33)を懲戒免職にし、電子計算機損壊等業務妨害などの疑いで書類送検した。同庁によると、業務ミスを上司に注意されたことがきっかけで「日ごろのストレスが爆発し、上司を困らせようと思った」と話しているという。
送検容疑は2020年12月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運転免許証の有効期限延長の申請があった約26万人分のデータを削除して同庁の業務を妨害したとしている。2日後に運転免許本部から「データを参照できない」という指摘があり発覚。データはバックアップがあり、業務に支障はなかった。
元主事は、20年8~12月に使用権限のないIDとパスワードを使って捜査情報や人事記録のデータ約18万5000ファイルを入手し、自宅に持ち帰ったとする不正アクセス禁止法違反容疑でも書類送検された。この中には世田谷一家殺害事件の記録も含まれており、「自分の昇任試験の結果を見たくて始め、興味本位のままにやった」と話しているという。
同庁は定期的に変更すべきだったIDやパスワードの管理がずさんだったとして情報管理課の上司6人を警務部長注意などとした。堺瑞崇(みずたか)・警務部参事官は「あってはならない行為で誠に遺憾。再発防止に努めたい」と述べた。【松本惇】
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