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読売新聞2021/07/23 17:20
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東京五輪の名誉総裁を務める天皇陛下は23日、皇居・宮殿で、開会式に出席するために来日した各国首脳ら12人と面会し、「平和と調和というオリンピズムの精神に改めて思いをいたし、その精神の灯火を未来へとリレーする大会となることを願います」と英語であいさつされた。
面会したのは、ジル・バイデン米大統領夫人、マクロン仏大統領らで、陛下はあいさつの多くを新型コロナウイルス感染拡大の現状にあてられた。困難な状況で五輪に出場するアスリートや家族、関係者の努力をねぎらい、「新型コロナの試練を乗り越えるためには、国内外を問わず、私たちが一層心を一つにして協力していくことが大切」と呼びかけられた。
1964年の東京五輪時、当時4歳の陛下が会場で閉会式を観覧したことにも触れ、「各国選手団が混ざり合って仲良く行進する姿を目にしたことが、世界の平和を願う気持ちの源となりました」と振り返られた。
宮内庁によると、各国首脳による五輪開催国の元首への表敬訪問は、最近の五輪では恒例となっており、今回は内閣官房からの依頼を受け、陛下が面会された。飲食提供を控えたほか、出席者を絞るなど、感染防止対策を講じた上で行われた。