21/07/21 11:17:19.18 zxWLw5dA9.net
開幕直前なのに…。東京五輪の大会公式グッズが大量に売れ残り、業者が頭を抱えている。新型コロナウイルス禍による1年延期に加え、五輪への逆風が強まる状況下でグッズ人気も全く上がらず。都内の各売り場は閑古鳥が鳴いており、いまだに公式マスコットのミライトワ(五輪)、ソメイティ(パラリンピック)の名称を知らない人も多い。
東京・港区の店舗にはTシャツ、ピンバッジ、ハンドタオルなどの公式グッズがショーウインドーに並ぶ。女性店員を直撃すると「売れ行きは悪いです。ここ数日で売れた商品は一つもありません」と嘆き節。もともと1年延期決定後から芳しくなかったが、今年に入ると売り上げはさらに激減したという。また、店員は「ライセンス商品なので、割引ができないんです」との悩みも明かした。
他の店舗でも同様だ。東京・板橋区の大型ショッピングセンターは週末になると多くの客でにぎわうが、その一角に設けられた五輪商品ブースには全く人が集まらない。すぐ隣の食品、衣類の売り場とは歴然の差だ。売れ残った商品の前には「全て割引対象外」という表示がむなしく掲げられていた。
一方、都内で古物商を営む男性は「五輪関係者と名乗る人が先日、公式グッズを売りに来たんですよ」と衝撃の事実を明かす。その関係者は「絶対に身元をバラさないでください」と懇願して商品を持ち込んだというが、古物商の男性は「断りました。売れないからですよ。今、五輪グッズを買い取るメリットは全くありません」と話した。ネット上では「前代未聞の五輪だから将来的にプレミア化する」と期待する声もあるが、男性は「それはない。1964年の五輪の方がよっぽど価値がある」と断言した。
公式グッズの業者にとっても、今回は〝呪われた五輪〟となってしまうのか。
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