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マレーシアの捜査当局が、電気を盗んでマイニングを行っていた違法業者から押収した1000台以上のマイニングマシンをロードローラーで踏みつぶすムービーを公開し、話題となっています。
Polis Miri lupus mesin bitcoin bernilai RM5.3 juta | DayakDaily
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マレーシア・ミリ市の警察は、2021年の4月からビットコインを違法に採掘を行っていた業者へ6回にわたる家宅捜査を行い、8人を逮捕し、1069台のマイニングマシンを押収したと発表しました。警察は、業者がマイニングに使う電気を違法に利用しており、地元の電力会社におよそ約840万リンギット(約2億2000万円)の損害を与えたと述べています。
マレーシアでは、ビットコインをはじめとする暗号資産のマイニング用途に電気を盗む事例が多発。2021年2月に7人の容疑者と1746台のマイニングマシンが押収されており、警察は同様に違法なマイニングを行っている業者をこれからも摘発していくと発表していました。
警察は、今回逮捕された容疑者のうち6人を「電気窃盗」で起訴すると発表。6人は最大8000リンギット(約21万円)と最長8カ月の懲役を科せられることとなります。
さらに地元メディアのDayakDailyは、警察が押収したマイニングマシン1069台をロードローラーで問答無用で踏みつぶす様子をムービーで公開しています。
業者がマイニングマシンを大量に購入することは、昨今のゲーマーにとって悩みの種であるGPUの値上がりにもつながることから、PC周辺機器関連のニュースサイトであるTom's Hardwareは「このムービーはゲーマーにとってのASMRです」と評価しています。
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