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2021年7月10日には、CDCが「新規症例の99.7%はワクチン未接種者」と発表したと報じられました。報道によると、アメリカではCOVID-19の新規症例数が26州で増加しており、入院率が17州で増加していますが、接種率が低い州でこの傾向が顕著とのこと。入院率27%増を記録したフロリダ州では、ほぼ全ての新規入院者がワクチン未接種者だと結果が得られており、同じく入院率増を記録しているユタ州では病院関係者から「ワクチン接種した人は誰も来ていない」という声が上がっています。
アメリカではインドで確認された感染力の強い変異株「デルタ株」が2021年7月10日時点で新規症例数の半数を上回っており、保健当局はワクチン接種を促すため、チラシを配ったり呼びかけを行ったりするなどの取り組みを行っています。
また、青年~中年層(18~49歳)における入院率が上昇し、高齢者層(65歳以上)を上回るという現象が生じています。CDCはこの現象の原因が青年~中年層におけるワクチン接種率が比較的低い点にあると指摘し、改めてワクチン接種を呼びかけています。
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