21/06/30 07:28:51.51 pS71Rnn39.net
29日の米株式市場で米バイオテクノロジー会社モデルナの株価は上場来高値を更新した。
同社の新型コロナウイルスワクチンにデルタ変異株に対する抗体を作り出す作用があるとこの日発表したことが材料視された。
インドで最初に確認されたデルタ株は、米国をはじめ多くの国・地域で拡大の勢いを増している。
モデルナは8人の血液サンプルを用い、デルタ株を含む各種変異株に対する抗体の有無を調べた結果、
「すべての変異株に対する中和抗体が獲得された」と発表した。
テストの結果は、査読前論文の媒体であるバイオアーカイブで公開された。
中和抗体はウイルスが細胞の中に侵入するのを防ぐ。主流の新型コロナウイルスに対する抗体に比べ、
デルタ型に対する中和抗体のレベルは半分ほどにとどまっている。
同社の株価終値は5.2%高の234.46ドル。一時6.9%高の238.40ドルを付けた。
研究所での試験結果がワクチンの有効性に直接結びつくとは限らない。
メッセンジャーRNAのワクチンは強い免疫反応をもたらし、主流株に対する抗体を余剰に作り出すため、
変異株に対する中和抗体のレベルが低くても発症を防ぐには十分な量と考えられている。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)