【車】トヨタが期待をかける水素エンジン、世界普及には課題…“ガラパゴス化”を避けられるか [ボラえもん★]at NEWSPLUS
【車】トヨタが期待をかける水素エンジン、世界普及には課題…“ガラパゴス化”を避けられるか [ボラえもん★] - 暇つぶし2ch1:ボラえもん ★
21/06/10 16:12:10.43 f2+hohRY9.net
#再生可能エネルギー (そんな物は存在しません by FOX★)
トヨタ自動車が水素エンジンの開発に本腰を入れた。
日本の強みを生かし雇用も守る脱炭素技術として期待をかけるが、世界で普及するには様々な課題をクリアしなければならない。
(中略)
■エンジン産業の希望になるか
パワートレインがFCVより安価になる可能性があり、使用する水素もFCVほどの純度が求められない水素エンジンは、
音や振動などの趣味性も含めて楽しみな技術ではある。
ただし、量産化に向けては越えるべき壁も多い。エンジンが高温になるため、出力や熱の制御が課題になる。安全面の検証も必要だ。
生産時にCO2を排出しない再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」が一般に流通する見通しがまだ立たず、コストも下げる必要がある。
07年に水素エンジンを生産した独BMWは、技術とコストの壁に阻まれ軸足をFCV開発へと移した。
ただ近年、欧州が水素戦略を本格化させるとともに関心が高まっている。
脱炭素に向けて「全方位の開発」を旨とするトヨタは水素利用の選択肢として、エンジンの可能性を捨てなかった。
背景には内燃機関の技術と雇用を守りたい苦しい事情が透ける。
電動化の波でエンジンの立場は弱いが、日本の鋳物の精度や噴射技術は世界トップレベルで、日本車の国際競争力を支えてきた。
乗用車を構成する3万点の部品のうち1万点は、内燃機関に関連するとされ、エンジンが廃れれば、技術に加えてその雇用も失われる。
トヨタが水素エンジンの開発を公式に表明した4月22日、豊田氏は日本自動車工業会会長としてオンライン会見に臨み、
「脱炭素イコールEV(電気自動車)化ではない」と、内燃機関の産業維持を訴えた。
日本の強みを守りながら脱炭素時代を生き抜く道。その一つが水素エンジンというわけだ。
ただ、世界に売れる商品にするには、もう一つ課題がある。ハイブリッド車(HV)のようなガラパゴス化の懸念を回避することだ。
欧州は、HVでトヨタに勝てないと悟るとEV化に大きくかじを切り、手厚い政策支援で市場をつくった。
HVの技術がこれ以上普及しなければ、規模拡大による部品のコスト低減なども見込みづらい。
トヨタは19年にHVで培った約2万3740件の特許技術の無償開放を決定した。
脱炭素市場は伸びしろが大きいだけに、各国で官が民をバックアップし、国内・域内の産業に有利な環境をつくる政策面の競争を繰り広げている。
水素エンジンの普及には、水素供給インフラや関連制度の整備も不可欠。「技術」で先んじて「商い」で後れを取る日本企業の負けパターンに陥らない巧みさが求められる。
(日経ビジネス 吉岡陽)
[日経ビジネス 2021年6月7日号の記事を再構成]
URLリンク(www.nikkei.com)


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