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2021-06-02 15:12
中国では1978年に改革開放が始まってから、国全体としては大きく発展してきたが、同時に貧富の差が拡大することとなった。そんな中国からすると、日本は貧富の差があまりない国と見えるようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、この理由について分析する動画を配信した。4つの要因が関係しているという。
動画ではまず、日本の貧富の差が小さい要因の1つ目として、「各業界の所得差があまり大きくないこと」を挙げた。職業や地域によって給料が極端に違うこともなく、高所得者の場合は税金も高く、低所得者や母子家庭などには手当や補助があるので、格差が生じにくいと説明した。2つ目は「相続税が高いこと」で、この制度により富裕層の子孫がいつまでも豊かという不公平さが軽減されると伝えた。
3つ目は「福祉制度が充実していること」だ。児童や母子家庭、障害者、高齢者などに対する手厚い支援があると紹介した。そのため少なくとも衣食住に困ることはないと伝えている。4つ目は「国民皆保険制度」があることで、日本に住んでいれば外国人でも加入でき、医療費の自己負担は3割で済むと紹介した。
この動画を見た中国のネットユーザーからは「さすがは先進国だ」、「こういう国ならぜひとも日本に行きたい」、「アイヤー、これは羨ましくて妬ましくて仕方がない」などのコメントが寄せられた。
また、「中国も家を買わなければそんなに生活に疲れることはない」という意見があったが、それだけ中国は住宅価格が高く、人びとの生活を圧迫しているということだろう。他には「中国では、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏になる。貧乏人は一生かけても這い上がれない」という人もいたが、これはおおげさなことではなく現実と言えるだろう。日本も近年では貧富の差が大きくなっていると言われるが、中国と比べるとまだマシなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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