21/05/17 23:22:18.66 gu5Xn6gT9.net
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<アストラゼネカ製ワクチンの副反応で血栓ができるリスクはこれまで信じられてきたより高いのではないかと、医者たちは再検証を始めた>
43歳の健康な男性が、英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種後に血栓を発症し、小腸の一部を失った。
ブリティッシュコロンビア州(カナダ)の小都市ラングレーに住むショーン・マルドゥーンは4月22日にアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。その後、吐き気、頭痛、発熱、嘔吐などの症状があった、とカナダのCBCニュースは伝えている。
接種から2週間あまり経った5月8日、マルドゥーンは嘔吐物と便に血が混じっていることに気づき、救急医療施設に駆け込んだ。
マルドゥーンを診察した医師は、腹部に血栓を発見し、緊急手術を行った。そして、マルドゥーンに、オックスフォード大学がアストラゼネカと共同開発した新型コロナウクルスのワクチン接種による極めて稀で重篤な副反応が起きたと告げた。
手術では小腸を2メートル切除し、生涯にわたって後遺症が残ることになった。
(中略)
カナダのアルバータ州とオンタリオ州は5月11日、ワクチンを初めて打つ人へのアストラゼネカ製ワクチンの接種を中止すると発表した。オンタリオ州医療保当局の責任者であるデビッド・ウィリアムズ博士は、中止の理由として、非常にまれな血栓の発症リスクがこれまでの推定よりも高い可能性があるという新たな証拠の存在をあげた。
「ここ数日、血栓の報告が増えている」と、ウィリアムズは語った。「われわれはアストラゼネカ製ワクチンを2回目も接種するかどうかを検討するため、データを見直している」
カナダの保健当局は5月13日、ブリティッシュコロンビア州ではこれまでワクチン接種後に2人が血栓を発症しており、マルドゥーンはそのうちの1人であることを認めた。