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自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約で、実在しない市区町村コードや接種券番号を使っても可能になっていることが17日、政府関係者への取材で分かった。
会場では、地元自治体から配布された接種券や予診票、本人確認のための身分証明書を示す必要があり、架空情報で予約しても接種は受けられない。いたずらで予約し実際に接種を受けなければ、ワクチンが無駄になってしまう恐れもある。
政府関係者によると、防衛省が民間企業に委託して運用している今回のシステムは、市区町村の予約システムと連結しておらず、接種券番号などを照会する仕組みになっていない。自治体が持つ住民の個人情報を民間企業に提供するのも難しい。防衛省は、こうした事情も考慮し、架空でも入力可能な設定にしたという。(共同)
日刊スポーツ
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2021年5月17日21時10分