21/05/13 19:38:01.26 hBWg02U29.net
倉敷市の川崎医科大学は、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医療従事者の職員のうち
有効な抗体を獲得した人の割合が99・8%だったとの研究発表を行いました。
(川崎医科大学小児科 中野貴司教授)
「2回打って100%の人で(抗体価の)上昇を認め、99.8%は基準である10を超えているので、やはり2回の接種は有効。」
研究発表したのは、新型コロナウイルスワクチンについて議論する政府の分科会のメンバーで、川崎医科大学小児科の中野貴司教授です。
中野教授によりますと、ファイザー社製のワクチン接種を受けた職員2529人のうち、594人についてワクチン接種前後の抗体価を調べました。
その結果、2回のワクチン接種で全員の抗体価が上昇、有効な抗体を獲得した人の割合が99.8%となり
新型コロナの発症予防に有効とされるワクチンの効果を裏付ける形となりました。
またワクチン接種を受けた782人のうち、アナフィラキシーの症状が出た2人が
2回目の接種を中止したほか、11人に発疹や皮膚のかゆみなどの副反応が見られたということです。
(川崎医科大学 中野貴司教授)
「接種直後の副反応はおもにアレルギー反応に注意して、様子を見る必要。
接種した人も医療者も適切に対応できるように、特に24時間後の症状というのを通常の副反応以外にまとめた。」
中野教授は、得られた抗体が今後どのように推移するかなど長期的に観察し、ワクチンの有効性や安全性について引き続き調べることにしています。
URLリンク(www.fnn.jp)