21/05/06 22:55:03.37 Yeos8FcE9.net
最近、アメリカ株への直接投資がブームになっているそうだ。
世界中でコロナ禍が続く中で、日本の株式市場は足踏みを続けているが、好調な景気指標が発表される中でアメリカ株の好調さが際立っている。
4月に入ってからもニューヨークダウは最高値を更新し続けており、S&P500も史上最高値を更新した。
長期金利の上昇で一時的に下落したナスダックの株価も回復トレンドを見せている。
そんなアメリカ株の魅力について指摘する報道も多く、日本の投資家が国内からオンライン証券などを使ってアメリカ株に投資する人が増えているといわれている。
実際に、インターネット証券大手3社のアメリカ株を中心とした海外株の売買代金は、コロナのパンデミックが起きてから大きく伸びている。
2020年は前年の約4.5倍に当たる9兆2000億円の資金が海外株売買代金に充てられている。
SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコムの大手ネット証券5社を対象に調べたデータでは、2020年度の年代別口座開設は20~30代が70万口座と突出して多かった。
例えば、楽天証券では30代以下の顧客が今年3月のアメリカ株の繰越額が昨年の4月に比べて約5倍になったと報告されている。
日本株の買越額と比べると17倍の大きさになる。
アメリカ株投資のトレンドは、この1月に発生した「ゲームストップ」騒動でさらに拍車がかかり、アメリカの小型株や新規上場(IPO)株にもターゲットが向かっていると言われている。
日本の株式に比べて株価が短時間で大きく上昇するケースも多く、日本株にはない魅力に、日本の若者が気づいたという現実があるようだ。
最近、ネットの広告でも「日本株はせいぜい年間に10~20%程度上がればいいが、アメリカ株は短期間で10倍、20倍になる」というフレーズが流れているが、
確かにアメリカ市場では10倍、20倍に上がる株も珍しくない。
■30年ぶりの高値でも魅力がない日本の株式投資
一方、30年ぶりに日経平均株価が3万円台を回復した日本の株式市場だが、個人投資家の投資比率はせいぜい20%程度で、
これまでさんざん苦汁を飲まされ続けてきた個人投資家にとって、日本株はそう簡単に投資できるマーケットではないのかもしれない。
昔から、日本の投資家はよく「最高値で買って、最安値で売る」と揶揄された。それは投資家が悪いのではなく、活力を失った日本の株式市場がいけないともいえる。
魅力ある日本企業がなくなってきた―そんな意識が、若者を中心に芽生えつつあるのかもしれない……。
実際に、アメリカ株と日本株との間にはどれだけの差があるのだろうか。簡単に整理すると次のような点が指摘される。
<アメリカ株の魅力①>
とにかく上がるアメリカ株、一向に上がらない日本株
過去30年間の日米の株式市場を振り返ってみると、その差は一目瞭然だ。株価指数の「S&P500」で見ると、1990年末の段階で330.22、2020年末の時点では3756.07。
30年でざっと11.3倍に上昇した。周知のように、その後も株価は上昇し続けて、直近の数字では4180.17(2021年4月23日現在、終値)、12倍を超えるパフォーマンスになっている。
一方の「東証株価指数(TOPIX)」では1991年3月末時点の指数が1970.73。30年後の2021年3月末では1954.00となっている。
日経平均株価は3万円を回復したものの、ピークに届いていないし、もちろん東証株価指数も最高値を更新できていない。
12倍になった市場と30年前の最高値を更新すらできていない市場ではとても比較にならない。この30年間、日本の投資家がいかに厳しい戦いを強いられてきたかがわかるはずだ。
(以下略、全文はソースにて)
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★1が立った時間:2021/05/05(水) 13:14:27.65
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