21/05/06 12:12:05.77 RxZUmQ119.net
2015年、安全保障関連法案などへの反対運動の中心には若者がいました。
なぜ運動にかかわり、今は何を思うのか。渦中にいた人に話を聞きました。(朝日新聞和歌山総局記者・滝沢貴大)
■実際は大半が年配の方でした
和歌山大に通っていた服部涼平さん(27)は2015年9月、「SEALDs KANSAI」に参加しました。
「当時は大学3回生。ゼミが始まり、戦時の障害者の待遇などについて学んでいました。
そこに安全保障関連法の話が出てきて、1人でデモに行くようになりました。
7月の衆院での強行採決に問題意識を持ち、ここで何もしなくていいのか、と思いました」
服部さんは、主に大阪や和歌山でのデモに参加し、時には東京にも行きました。
2015年9月に安全保障関連法が成立した後、他大学の人から声をかけられ、「SEALDs KANSAI」に加わりました。
「デモに参加して感じたのは若者の少なさです。
『若者がデモに参加した2015年』という切り取り方をされることもありますが、実際は大半が年配の方でした。
学生は時間的にも金銭的にも余裕がないのは大きいと思います」
服部さんは、SEALDs解散後、大学内で研究会を立ち上げました。
「『元SEALDs KANSAI』ということにあまりこだわりたくありません。そこで出会って刺激を受けた人は多いし、
そのつながりは今でも大切にしています。でも、『SEALDs』は『緊急行動』なので、居場所になってはいけないと感じます」
「今は、埼玉県の学校で国語科の教諭をしています。安保法案の一件を通して、とことん本を読むくせがつきました。
安保法案の問題は、自衛権