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【ワシントン共同】レモンド米商務長官は4日、世界的に不足する半導体で、台湾半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)に対し、米自動車メーカー向けを優先するよう働き掛けていると明らかにした。米国が優先されれば、生産を委託している各国の企業にしわ寄せが及びかねない。
レモンド氏は講演で、米国で最先端の半導体を製造していない現状を問題視し「今は0%だが、30%は作る必要がある。そうすれば米国の需要と一致する」と主張した。安全保障にも関わる半導体の生産拡大を中長期的な課題に位置付け、支援策を盛り込んだバイデン政権のインフラ投資計画の実現に協力を求めた。(共同通信)
西日本新聞 2021/5/5 8:11 (2021/5/5 8:13 更新)
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